はじめに知っておいてほしいこと
「とにかく契約を急がせる業者」や「原因を調べず『とりあえず塗る・埋める』業者」は、お客様の家ではなく自社の売り上げを優先しています。
一度失敗された方こそ、まずは「原因を知ること」から始めてみてください。他社様の見積書や提案内容のセカンドオピニオン(診断・ご相談)だけでも無料で承っています。
天井にシミが出た、ポタポタと音がする、雨の日だけ壁が濡れる。
雨漏りは、気づいた直後の30分で、その後の修理費が変わります。
この記事では、業者が到着するまでにご自身でできることと、やってしまうとかえって被害が広がることを、順番にお伝えします。
1. 今すぐやること(5分)
① 水を受ける
バケツを置き、その中に雑巾か古タオルを1枚入れてください。
水の落ちる音が静かになり、跳ね返りで床が濡れるのも防げます。
バケツの下には、レジャーシートやゴミ袋を広げて敷いておくと安心です。
② 家財を動かす
濡れて困るもの(家電・書類・布団・木製家具)を、まず別の部屋へ。
特にコンセントやテーブルタップの真上から漏れている場合は、その回路のブレーカーを落としてください。
漏電は火災につながります。ここだけは急いでください。
③ 濡れた範囲に印をつける
天井のシミの外側を、鉛筆で薄くなぞっておきます。
翌日「シミが広がったかどうか」が一目で分かり、原因の特定がぐっと早くなります。
2. 写真を撮っておいてください
これが、あとで一番効きます。
- 天井や壁のシミ(引きの写真と、寄りの写真の両方)
- 水が落ちている瞬間
- 濡れてしまった家財
- 外から見える範囲の屋根・ベランダ・外壁
スマホの写真には撮影日時が残ります。
火災保険が使えるケースでは、この日時入りの写真が申請の裏づけになります。
また修理業者にとっても、「どんな降り方のときに、どこから、どれくらい」が分かる材料になります。雨が止んだあとの状態も、もう一度撮っておいてください。
3. やってはいけないこと
ここが一番大事です。
良かれと思ってやったことが、被害を広げることがあります。
× 屋根に登る
濡れた屋根は、想像よりはるかに滑ります。
雨漏りの修理よりも、転落事故のほうがはるかに深刻です。
絶対にやめてください。
× 市販のコーキングや防水テープで、水が出ている場所を塞ぐ
これが、実は一番多い失敗です。
雨漏りは、水の「入口」と「出口」が違う場所にあります。
屋根の北側から入った水が、下地を伝って、南側の天井から落ちてくるということが普通に起こります。
つまり、水が出ている場所を塞いでも、入口はふさがっていません。
行き場をなくした水は、別の場所から出てくるか、そのまま構造材の中に溜まります。
天井から落ちてくれていたほうが、まだ被害が浅いのです。
× 自分でブルーシートを張る
風のある日は特に危険です。
シートが帆のようになり、体ごと持っていかれます。また、シートの端を屋根材の下に押し込むと、それ自体が新しい雨の通り道になることがあります。
× 天井裏を無理にこじ開ける
溜まっていた水が一気に落ちてくることがあります。
点検口がある場合は、下に受けを用意してから、ゆっくり開けてください。
4. 放置すると、何が起きるか
「今は少しだけだから」と様子を見てしまう方が多いのですが、雨漏りで本当に怖いのは、見えているシミではなく、その裏側で進むことです。
- 木部が濡れたまま乾かず、腐る
- 湿った木材にシロアリが寄る
- 断熱材が水を吸って、断熱性能が落ちたまま戻らない
- 壁の内側でカビが増え、アレルギーの原因になる
- 電気配線が濡れて、漏電・火災につながる
そして費用の面では、天井のシミ1枚で済んだはずの工事が、下地の張り替えを伴う工事に変わります。
雨漏りは、早いほど安い。これは例外がほとんどありません。
5. 業者に連絡するとき、伝えると早い5つのこと
電話やLINEの前に、これだけメモしておくと、初回訪問での特定率が上がります。
- いつから(初めて気づいた日)
- どんな雨のとき(強い雨だけ/小雨でも/風が強いときだけ、など)
- どこに(部屋・天井のどのあたり・壁のどの高さ)
- 家の築年数と、前回の屋根・外壁工事の時期
- 屋根の形(瓦/スレート/金属/陸屋根=平らな屋根)
特に「風が強いときだけ漏れる」は、原因が屋根ではなくサッシまわりや外壁のひび割れである可能性を示す、大きなヒントです。
6. 調査は、費用をかけずにできます
彩色では、雨漏りの調査を0円でお受けしています。
雨漏りは、原因を特定せずに直しても、また漏れます。
だからこそ、まず「どこから、どう入っているのか」をはっきりさせることが先です。
調査の結果、「今すぐの工事は必要ありません」となることもあります。
そのときは、そうお伝えします。
天井のシミ・水滴・雨の日の異音。気になったら、その日のうちにご相談ください。