「そろそろかな」と思っていても、何を見て判断すればいいのか分かりにくいのが外壁塗装です。結論から言うと、築年数だけで決めないでください。同じ築15年でも、日当たりや風の当たり方で傷み方はまったく違います。
この記事では、ご自身で外から見て判断できるサインと、時期の考え方をまとめます。
結論:築10〜15年が「見てもらう」目安です
一般的に、外壁塗装は築10〜15年ごろが一度見ておく目安とされています。ただしこれは「その時期に必ず塗り替える」という意味ではありません。
実際、彩色が大阪市・堺市・南大阪でお受けしている工事も、築30年・築35年・築40年といったお住まいが少なくありません。前回の塗装の質や、建物の向き、周辺環境によって、適切な時期は前後します。
「築何年だから塗る」ではなく、「今どういう状態か」で判断するのが正確です。
自分で見られるサイン5つ
1. 外壁を手で触ると白い粉がつく(チョーキング)
晴れた日に外壁を手のひらでなでてみてください。チョークのような白い粉が手につくなら、塗膜の表面が紫外線で分解され始めています。これは塗り替えを考え始めるサインのひとつです。
すぐに雨漏りするわけではありませんが、この状態を数年放置すると、外壁材そのものが水を吸うようになります。
2. ひび割れ(クラック)が出ている
髪の毛ほどの細いひび割れ(幅0.3mm未満)は、塗装で対応できることが多いです。一方、幅が0.3mmを超えるもの、奥が暗く見えるものは、下地まで進んでいる可能性があります。
目安として、ひびに名刺の角が入るようなら、早めに見てもらったほうが安心です。
3. コーキング(目地のゴム)が切れている・痩せている
サイディングの継ぎ目や、窓まわりのゴム状の部分です。ひび割れ、隙間、硬くなって弾力がない——このどれかがあれば、そこから水が入ります。
実はコーキングは外壁の塗膜より先に寿命が来ることが多く、外壁より先に傷む部分です。ここだけ見ても判断材料になります。
4. 藻・カビ・黒い筋汚れが出ている
北面や、日当たりの悪い面に出やすいものです。汚れそのものより、「外壁が水を保持するようになっている」というサインとして見ます。塗膜の防水性が落ちている可能性があります。
5. 塗膜が浮いている・めくれている
ここまで来ると、洗浄だけでは戻りません。浮いた部分から水が入り、下地が濡れ続けている状態です。この段階では、塗装の前に下地補修が必要になることが多く、費用も上がります。
季節はいつがいいのか
よく「春と秋がいい」と言われますが、塗装そのものは一年を通して可能です。塗料は気温5度以上・湿度85%未満が施工の目安とされており、その条件を満たせば冬でも夏でも施工できます。
ただし現実的には、こういう違いがあります。
- 梅雨(6月〜7月)…雨で中断が入り、工期が延びやすい
- 真夏…窓を開けられない期間があり、生活面での負担が出やすい
- 真冬…朝夕の気温が低く、乾燥待ちで工程が伸びることがある
- 春・秋…条件は良いが、業者が混みやすく希望日が取りにくい
「傷んでいるのに、いい季節を待つ」ほうが損になることが多いです。特に雨漏りにつながる兆候があるときは、季節を待たないでください。
塗料によって、次の塗り替えまでの期間が変わります
彩色でご提案している塗料の目安です。期待耐用年数は塗料・下地の状態・立地環境によって変わりますので、幅のある目安としてご覧ください。
- ラジカル塗料…期待耐用年数 約12〜16年
- フッ素塗料…期待耐用年数 約15〜20年
- 無機塗料…期待耐用年数 20年以上
大事なのは、「あと何年この家に住むか」から逆算することです。20年住むつもりなら、1回で済む塗料を選んだほうが、足場代が1回分浮きます。10年なら別の選択があります。金額だけで決めないでください。
くわしい金額は料金の目安をご覧ください。
「まだ大丈夫」と言われたときも、記録は残してください
診断の結果、今すぐの工事が必要ないこともあります。彩色でも、そうお伝えすることがあります。
そのときは、外壁の写真を数枚撮って、日付とともに残しておいてください。1〜2年後に見比べると、進み方が分かります。「気のせいかな」が「確実に進んでいる」に変わる瞬間が分かるようになります。
迷ったら、見てもらうだけでも大丈夫です
彩色では、大阪市・堺市・南大阪を中心に、現地調査・診断・お見積もりを無料でお受けしています。雨漏り調査は0円です。
お見積もり後、こちらから繰り返しお電話することはありません。「あと何年もつのか」を知りたい、というご相談が最も多いです。